ブラムからライブ・シリーズのパワーアンプ登場

みなさま、ご無沙汰しております。約3週間ぶりの更新です。実はMacが不調で書き込みができずに困っていたんです…。どうにか治ってだましだまし使っていますが、書き込みがものすごく遅くて限界かもしれません。

となるとパソコンを新調すればいいのですが、その資金も乏しく…。というわけで、みなさまから大々的にカンパを募集することにしました。「しょうがないなぁ、少しなら出してやってもいいかな」と思ったかたは、100円でも200円でも500円でも1,000円でも1万円でも100万円でもいくらでもかまいません。下記口座までカンパをお願いいたします。

みずほ銀行北沢支店 普通1483082 イシダイサオ

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さて今日のニュースは、ブラムのパワーアンプです。ブラムというとスピーカーのメーカーというイメージですが、パワーアンプも出しているんですね。

ラインナップは4チャンネルアンプが1機種と、モノラルアンプ2機種の計3モデル。このうち4チャンネル機とモノラルアンプのハイパワーなほうは近日発売予定になっていて、先に出るのはLA500という230W×1(4Ω)のモデル。税別で88,000円だから、税込だと96,800円ですね。


1Ω駆動も可能で、その時の出力は500W。2Ω時は400Wと、幅346×奥行217×高さ60mmのわりとコンパクトで控えめなデザインながら、ハイパワーを発揮します。ローパスのクロスオーバーも内蔵していて、スロープは-24dB/octの設定。クロスオーバー周波数は30〜250Hzの範囲で調整可能です。

またベースEQも内蔵していて、45Hzの周波数を0〜10dBの範囲でブースト可能。サブソニックフィルターは15〜35Hzで設定できます。周波数特性は15〜250Hz。完全に低音再生に絞ったパワーアンプです。リモートコントローラーも付属しています。

多くの人が気になるのは、近日発売予定の4チャンネル機、LA4100でしょう。こちらも価格はLA500と同じく税別88,000円で税込だと96,800円。しかし10%の消費税は高いですね。税込価格の表示が義務化されてから、その価格の違いにびっくりします。

このLA4100は4Ω時に100W×4の出力を発揮。2Ω時には130W×4に出力がアップします。またブリッジ時(4Ω)では260W×2でも使用可能。スロープ-12dB/octのクロスオーバーやベースEQ(3/4チャンネル)も内蔵しています。

サイズは幅416×奥行217×高さ60mmなので、幅がLA500よりも長いだけで奥行きと高さは同じ。LA4100とLA500を2台並べてインストールすればしっくりと決まります。シンプルで控えめなデザインは、なかなかハイエンドな雰囲気が漂っていますね。

もう1台のモノラルアンプ、LA1000(110,000円/税別・税込121,000円)は4Ω時400W、2Ω時660W、1Ω時には1,000Wを発揮。サイズは幅369×奥行228×高さ59mmで、これだけ他のアンプと共通の部分がありません。おそらく、他のモデルとは別設計なのでしょう。なんか、コストはかかりそうです。

ドイツ製やイタリア製と違って、フランス製のアンプにはかつて印象に残ったものがありませんが、ギー氏が送り出すものだから注目したいもの。自然な音楽を細部まで再現し、印象的な力強さを発揮できることを目標に、各コンポーネントを比較試聴しながら開発したとのことなので期待が持てます。ましてや低音好きのギーさんのことだから、モノラル・アンプはわりと狙い目かもしれません。

いずれにしても10万円以内の4チャンネルアンプは今、数が少ないので早く試聴してみたいものです。