ケンウッドがI-K700ほか新CDレシーバー全3機種を発表

昨日、カロッツェリアからコストパフォーマンス抜群のCDメインユニットが発表されたと思ったら、今日はさらにリーズナブルなCDレシーバーがケンウッドから発表されました。

そのニューモデルはI-K700(26,250円)。名前からもわかるように、これまでのI-K77の後継で、見た目はI-K77とほぼ同じです。
CD/USBレシーバー、ケンウッドI-K700(26,250円)
ディスプレイ裏にSDスロットを装備
 ただし、フロントフェイスを外すと、SDカードスロットが出てきます。2011モデルではUシリーズのU565SDに装備されていましたが、ワンランク上のIシリーズにも採用したわけです。これでパソコンに保存した圧縮音源をSDに保存すれば、I-K700で楽しむことが可能に。32GBのSDHCまで対応していますから、SDカードがCDチェンジャー代わりですね。再生可能な圧縮音源はMP3/AAC/WMAの3形式です。SDカードへ保存する音楽の編集は、ケンウッドが配布しているWindows PC用のアプリケーション「KENWOOD Music Editor Light」が便利。これはケンウッドのHPからダウンロードできます。

またUSBを装備しているので、iPod/iPhoneやUSBデバイスに保存した音楽が楽しめるのはもちろんのこと、Android搭載スマートフォンに保存した音楽を楽しめるのもニュースです。しかも、iPodと同じ感覚で、アーティストやアルバムなどから簡単に選曲できます。さらに曲調によって音楽をプレイリストに分類し、ムードに合った曲を再生できるムードプレイや、曲のサビ部分だけを流してくれるサビSCANといった再生機能もあり。iPodのアルバムアートワーク同様、ジャケット写真の表示も可能です。これらの機能は、Android Marketから「KENWOOD Music Control」というアプリをダウンロードすれば使えます。

イコライザーが13バンドに
もう一つ、大きな変更点。内蔵DSPが性能アップしました。例えばイコライザー。I-K77は5バンド19ポイントイコライザーでしたが、13バンド19ポイントになり、細かく調整できるようになりました。またDTA(デジタル・タイム・アライメント)も、各チャンネルごとに、スピーカーから耳までの距離を設定できるようになりました。これまで、ケンウッドのタイムアライメント調整は一種独特でしたが、他メーカー同様の調整ができるようになったわけです。フロント/リア/サブウーファーのプリアウトを装備して、外部パワーアンプの増設も可能。これで2万円台中盤の価格は、お買い得です。

I-K700同様、日本語表示に対応したUシリーズのCDレシーバーもモデルチェンジしました。SDカードスロット装備のU565SDがU575SD(21,000円)へ、SDスロット未装備のU565がU575(18,900円)への変更です。こちらは、大きな変更はありませんが、I-K700同様「KENWOOD Music Control」というアプリを使用することで、iPod/iPhoneだけではなく、Android搭載スマートフォンのUSB接続&iPod同様の操作感を実現しています。これら3モデルの発売は3月の予定です。
U575SD(上)とU575の違いはSDスロットの有無
ケンウッド


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