ケンウッドがBT内蔵CDレシーバー、U373BTを発表

昨日、ケンウッドのCDレシーバーの新モデル3機種を紹介しましたが、1モデル抜けていました。U373BT(18,900円)です。こちらは、I-K700やU575SD/U575よりも一足早い2月に発売の予定です。

このU373BTは、名前からもわかるように、先に発売済みのU373をベースにBluetoothを内蔵したモデル。これにより、Bluetooth搭載携帯電話やスマートフォンでハンズフリー通話ができるほか、iPhoneなどBluetoothオーディオプロファイルに対応したスマホや携帯電話、ポータブルプレーヤーの音楽を、ワイヤレスでストリーミング再生できます。同時にペアリング可能な台数は携帯/スマホが2台、Bluetooth対応オーディオプレーヤーが1台です。
Bluetooth内蔵CDレシーバー、U373BT
電話ボタンを装備
基本的なデザインはU373と共通ですが、ボリュームツマミ周辺がシルバーに変更され、U373とはちょっと違うイメージ。また、U373ではボリューム右横のボタンが、iPodにダイレクトに切り換えられるボタンでしたが、電話の着信ボタンに替わっています。これで、ハンズフリーの使い勝手は高めています。マイクはフロントフェイスに内蔵。電話帳データをダウンロード&登録して、U373BT側の操作で発信することもできますし、発信履歴、着信履歴、不在着信からの発信もU373BT側の操作で可能です。だから、クルマに乗り込んでも携帯電話やスマホをバッグやポケットなどにしまったままで通話可能。これは便利ですね。

U373同様、フロントフェイス右端にはUSBやAUXを装備していますので、iPod/iPhoneやUSBデバイスはもちろん、さまざまなポータブルオーディオ機器を接続して音楽を楽しむことが可能。USBは1A出力ですから、iPhone4の充電にも対応しています。ディスプレイの表示は日本語に対応していませんが、iPod側でコントロールできるApp&iPodコントロール・ハンドモードを搭載していますから問題ありません。また独自のAndroidアプリ「KENWOOD Music Control」により、Android搭載スマートフォンに収録した音楽も楽しめます。USBデバイスに保存した音楽ファイルで再生に対応しているのは、MP3/AAC/WMAの3形式です。

価格は18,900円で、U575と同じ。おそらく、オーディオ機能がが少し上級であろうU575を選ぶか、Bluetoothの使い勝手がいいU373BTを選ぶか、悩みどころとなるでしょう。ちなみにU373BTのオーディオ機能は、U373/U373Rよりもわずかにグレードアップしていて、dBイコライザーがdBイコライザーPROになっています。

ケンウッド